ずーのセミリタイア挑戦日記

30代サラリーマンがセミリタイア(サイドFIRE)という夢を追って試行錯誤する雑記です。

会社員よりもUber Eats配達員してる方が楽しかったりする

開発職と配達員、どっちが幸せか

雇われで働きたくないと常々言っている私ですが、個人事業主扱いであるUber Eats配達員をしているときは楽しいな、明日も配達したいな、と思えるんですよ。不思議です。その違いは職種的な違いにあるのかなと個人的に思っています。

 

本業は開発職であるITエンジニアをしています。開発職というのは成果が出ないのが当たり前の世界で、基本的に失敗ばかりしています。失敗は成功の元と自然に感じる人であれば向いているとは思うんですが、失敗ばかりしていると負け癖という最強の疫病神がついてきます。また失敗するんだろうな、と無意識に思って実際失敗する。このループのどこに人生が楽しくなる要素があるんでしょうか?ないですよね。

 

一方、Uber Eats配達員は末端の配達員。よく哀れな表現で言われることがある職業ではあります。ですが難易度が低い仕事でAI上司で気楽なのに「お客様に価値を直接届けられる」「感謝もされる」と開発職では味わえない楽しさがあります。この仕事では負け癖がつくわけがありません。精神的にも身体的にも非常に良い職業です。

配達員の将来は無いのか?

配達員のような単純仕事はいずれ機械に置き換わる、と言われています。しかしITエンジニアの感覚から配達員の仕事を精査するとあと20~30年くらいは配達員が存在し続けると思っています。というのも、配達を完全自動化するのは不動産インフラを更新しない限り正確にピックアップ/ドロップできないからです。

ドローンで荷物を運ぶとかありますが、あれは田舎で一軒家ばかりの場所だから場所の特定が楽なんですよね。都心は田舎と違って住宅密集地です。マンションやタワマンがデフォルトです。マンションの部屋番号の命名規則なんてマンションごとに違いますから、それらがすべて記録されていない限り部屋の場所の特定ができないのです。また、建物に囲まれた建物も存在するのでドローンが入っていけないこともあり得ます。

このように、不動産要因がドローン配達実現を困難にさせている部分が相当あります。これらを解消するには不動産を更新するタイミングで自動配達対応するしかないのです。不動産更新は20~30年以上のスパンなので、配達員はそれまで生き残り続けるでしょう。

あくまでこれは私の未来予想図です。責任は取りません。ですが、私はそれくらい長い間、配達員を続けていきたいと思っています。開発職は辞めたい。。。