ずーのセミリタイア挑戦日記

30代サラリーマンがセミリタイア(サイドFIRE)という夢を追って試行錯誤する雑記です。

生活費公開(2021年7月)

生活費

誰かの生活費って気になりませんか?私は気になります。最近はブログやyoutubeで生活費公開している方がいらっしゃるので、私もそのビッグウェーブに乗ります。前提として、私は30代前半サラリーマン男の一人暮らしになります。

合計生活費 ¥54,988 (社保、主要税を除く)

  • 食費  ¥20,057
  • 家賃  ¥15,081
  • 衣服費 ¥8,362
  • 医療費 ¥4,711
  • 光熱水費¥3,371
  • 通信費 ¥1,235
  • 教育費 ¥990
  • 交通費 ¥504
  • 税金  ¥300
  • 日用品 ¥270
  • 交際費 ¥107

安すぎと思われる方がほとんどではないでしょうか?その感覚は正しいと思いますよ。安くなるようにありとあらゆる面で工夫しておりますので。実施している節約手法は後日ネタにしてお知らせしたいと思います。(気が乗れば)

どうしてこんなに節約しているのか?といえば、セミリタイアして自分の人生を取り戻すための一言に尽きます。私はお金を稼ぐよりも節約の方が楽だと感じるため、他人から見たら仙人のような生活ができています。

セミリタイアを目指す者がやるべきことはお金の現状把握から

セミリタイアは収入が減るため、資金繰りが命になります。資金繰りをするにも今どれくらいお金を持っているのか?流れているのか?を把握しないことには何もはじめられません。

私は働き始めてからずっとお金に関する記録をし続けています。定期的に長期間記録することでお金にまつわる将来予想がしやすくなります。また後から過去のお金の状況がわかると今と比較できて楽しいですよ。記録していることは2つです。

保有資産/負債をすべて把握する

 最低限、今持っている資産と負債は1か月に1回は集計して見える化しておきましょう。資産と負債はゲームでいうとライフポイントみたいなものですから、余力がどれくらいあるのか理解しておかないとちょっとした経済的失敗が致命的になったりします。

会社でいうとバランスシート(貸借対照表)の資産の部と負債の部を家計にも適用すればOKです。資産は「財布の中身」「銀行預金」「証券口座の時価総額」「現物資産(不動産、インゴット)の時価総額」など、負債は「クレジットカード」「奨学金」「ローン」などを集計しておきましょう。

お金の流れをすべて把握する

 こちらはいわゆる家計簿です。お金を使ったらすぐに記録するクセを付ければ何とか集計できます。とはいえ面倒なので、資産/負債の把握の方を優先的に実施することをお勧めします。

セミリタイアの道も節約の道もまずは記帳からです。

月曜の憂鬱に対抗する方法

労働が苦痛と感じるなら辞めるしか思いつかない

月曜日の憂鬱はどうしたら改善されるのだろう。働き始めてから悩み続けています。会社という組織と自分という個人の距離感をうまく取れていないからこそ悩んでいるのかもしれません。

かつての同僚には労働のことは労働時間だけにして、プライベートな時間に労働のことは一切考えない、という方がいました。非常に参考になるとは思いつつも、私のような開発職だと閃きが大事だったりするのでそうもいかないんですよね。常に労働のことが頭から離せない状態。解放されるには辞める選択肢しかない。

だからこそ労働が辛いと思う派なのですが、近い人はなかなか理解してくれない。さびしいです。

労働で幸せを感じられる人は才能がある

「はたらいて、笑おう」

どこかの人材紹介会社のキャッチコピーです。しかし、今の日本の労働問題の本質に迫る言葉のように私は感じます。

キャッチコピーを考えた人たちは、本来の働くというのは自分の有限な人生(時間)と能力を提供して価値を生み出し、感謝や対価を貰える素晴らしいことという思いがあるのでしょう。でも残念ながら現実はほとんどそうなっていない。

例外的にキャッチコピー通りに働けているのであれば、その人の選択する能力(自己理解ができていて適切な職種を選べた)と運が良かった(ポストがたまたま空いていた、景気が良かった)の尽きると私は思っています。

私は残念ながら選択能力も運も両方ともなく、自分の意思よりも時代の流れや給料を優先して職業を選んでしまいました。「はたらいて、笑おう」どころか「はたらいて、鬱になる」道を気付かず選んでしまったな。

あなたはどちらのタイプでしょう

何かのご縁でこちらに辿り着いた読者の皆さんは労働が苦痛ですか?それとも労働で幸せを感じますか?

もし学生さんや20代の方でしたら労働人生の軌道修正は容易いです。なにせ若年層の労働市場は若さが売りで実力はほとんど評価されないからです。

しかし30代以降になると(正社員)労働市場はハードモードになります。20代の労働が苦痛だったけどなんとかやり過ごして30代になってしまったら軌道修正は軸ずらし転職をしたり年収を下げたりしない限り、困難になっています。なおさら昨今のコロナ不況では採用ハードルも高くなっています。

そして40代ともなると、実績のあるエリート労働者以外は労働市場から見放されます。そら若くて未来があって安い労働者の方が雇う側にとってみれば魅力的ですもの。

そんなことわかっていながらセミリタイアはいずれしたい。そんなことを思いながら明日も労働に勤しみます。

私の働く辛さについて

働くってなんて辛いんだろう(過去の話)

世の中には働くのが苦ではない人と働くのが金輪際ダメな人がいます。私は完全に後者の立場です。

働くのが辛いなー、嫌だなーって思うようになったきっかけは新卒入社したときの仕事経験でした。

新卒採用時の経済環境は就職氷河期(リーマンショック~超円高不況)で、元々面接も苦手で苦戦していました。そんな中、私は祖母に相談して叔父が経営する零細会社に入社することができました。そのため、祖母と叔父には今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

ただこの会社は元から会社経営が芳しくないこともあり、「会社を何とか支えなきゃ」の想いで未経験のプログラミングや体力が必要な建築現場仕事(全国出張)をサービス残業や徹夜しながらこなしてました。このような働き方で迎えた3年目、私の体と心がいきなり壊れました。

そして会社も限界を迎え、多大な負債を抱えて従業員全員リストラという結末になりました。会社は倒産していないのですが、それは叔父の意思で倒産させていないだけです。

自分なりに限界まで仕事の努力してきたものの、叔父を助けられなかったのが今でも非常に悔しいです。仕事って努力したからといって報われるものではないと気づかされた瞬間でもあります。

こういう経験があり、仕事が嫌いになりました。

30代の焦燥感(今の話)

リストラ後、面接が苦手な私でしたが好景気だったこともあり、今の会社に運良く拾われました。そして2021年現在も働き続けています。ですが、仕事内容がキャリア成長に活かされないモノでこのままだと転職できない人になってしまうような感覚に陥っています。そして10年後には無くなるかもしれない会社に勤めており、デジャブ感があります。

また、結婚を考えていますが何せ価値観の合う出会いがないです。東京(特別区)の人は働くのが好きな人ばかりなのかな?と思うくらい働くのが苦ではない人たちばかりです。結婚ばかりはご縁なので焦ってもしょうがないのですが、残された時間も少ないため何とかしたいです。

自分の人生を取り戻すために(未来の話)

実は新卒入社の会社でリストラされる前(2015年頃)から自己防衛策をいろいろ調査していました。その結果、「ミニマムな生活」と「資産収入」の組合せが最強ではないか?と直感的に感じました。これが今でいう「Financial Independence, Retire Early(FIRE)」というライフスタイルとの出会いです。

雇われ仕事が安定でも健康的でもない、ということをこの体で体験してきたため、私はFIREを目指しております。

すでに5~6年FIREに向けた活動していますが、価値観が合う人がリアル世界でいなくて正直しんどいです。だからこのブログを通して同じような価値観の人と交流したいなと思っています。気軽にコメントください。